2008年04月21日

間違って生まれてきた存在性


先日の日記で、「女の人は男の人の100倍くらい多く音姫に接する」
と断言しましたが、これは明かな間違いです。
だって、上記の事を正しいとするならば、女性は男性の
100倍の量のOh!シッコをする、という話になってしまいます。

書いた後2分くらいして気づいたのですが、訂正せずにおりました。

「音姫」について書きましたが
そもそも男性用のトイレには「音姫」なるものが設置されているのか?
という出発点からして、既に疑問ですよね。

そして男性用トイレに「音姫」的なものが設置されていたとしても
その名称は「音殿」「音殿下」「音王」などなどでなくしてよいのか
という事についても考えなければいけません。

男性用トイレにおいて「音姫」は「音姫」のまま設置されているのか。


さらに「音姫」というのは、TOTO製品の商品名のようです。
あの音発生装置そのものの名称では勿論無いのです。

絆創膏における「バンドエイド」やセロハンテープの「セロテープ」
と似たようなものですね。
浸透性の高いネーミングをする人というのには、
ある種の天性(或いは神がかり)の勘やひらめきがあるのだろうなあ。


極希にですが、音姫と同じ機能の別メーカーの装置で
「静御前」という名前になっているものに出くわします。

「静御前」という名前は、あの装置に求められるはたらきの内容を考えると
あきらかに方向性を間違っているネーミングですよね。
あえてうるさくする事を求められて誕生した器機なのですから。

「音姫」の冴えたネーミングセンスに何とか対抗しようとした
メーカーの方の焦りが感じられるように思います。

おそらく、発表に至るまでの各段階において
「これでいいのか?」と疑問を感じた人は複数人居たことでしょうが
言い出せないままに、万事流れにのって決定してしまったのではないかと
私は秘やかに想像をふくらませます。


ごく稀な機会に公衆のトイレで「静御前」に出くわした時、
私はその、「間違って生まれてきた存在性」について思うと
なんだかいじましいものを見るような心地になるのであり
つい、ツルリツルリと、その表面を無駄に優しく、愛しげに
なで回してみたりするのであります。








 
posted by 草子 at 12:23 | TrackBack(0) | うそほんと
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